暖房と住宅の考え方
暖かい家とは非常に嬉しいモノである。住宅の間取りを考える時に暖房効率を考えることは非常に重要である。例えばリビングに大きな吹き抜けを作るとしよう。
デザイン的に非常に気分が良い。またリビングと二階が繋がる感覚もいい。家族が増えた時なども重宝するであろう。しかし暖房は上へといってしまうので床が寒くなってしまう可能性がある。床まで暖めようと暖房を強めれば暖房費がずいぶんかかってしまうことになるのだ。もちろんこれは防ぐことが可能な案ではある。例えば夜間蓄熱式の床暖房などを導入するだけで安く暖かい環境を手に入れることが出来る。しかし問題はソコではない。カウンターキッチンを導入してそのカウンターキッチン自体が暖房の邪魔をしてキッチン内部が寒かったら嫌である。そんな間取りと暖房とは密接な関係にあるのである。間取りとは住宅そのものである。つまり住宅を考える時は暖房のことも考えなければならないのだ。
また住宅の向きや土地の特性による所も大きい。南からの光が十分に入ってくる土地で、住宅自体も南向きに光とその暖かさを取り入れるように造ってあれば暖房のことはある程度考えれば良いだけかもしれない。しかしそうでない場合はしっかりと住宅と暖房とのことを計画段階から考える必要があると思われる。